ボードのチョイス

 

 普通の人はやりたいスタイルでボードをチョイスしていると思うが、自分の場合はちょっと違う。仕事で滑る時は体重より20キロぐらいのプラスになるので、それを見越してボードを選ぶのだ。体重にして100キロの人用の板はなかなか日本では見つけられない。長さ的にはいい物もあるが、フレックスは柔らか目のモノしかない。しかし、フレックスで妥協すると、極限地で危ない目に会うかもしれないので、それだけは譲れないところでもある。1番危ないのはアイスバーンの急斜面、滑落する可能性もあるので、踏ん張りのきく硬い板が必要になるのだ。以前のように頻繁に海外に行く機会があれば、行き先で具合のいい板があれば、そこで手に入れていたのだが、最近海外にもあんまり行かなくなってきているので、ちょっと具合のいい板を手に入れるのが難しくなってきている。と思っていたが、最近は競技の種類も増えて、リリースされる板の種類も増え、ちょっと選択肢は広がったかも。ボーダークロス用やワンメイクジャンプ用の板も発売されているので、硬めの板も多くなっている。どうしても手に入らない時は、これらの中からチョイスしている。硬さ的にはOKなものは増えているが、多くの場合それは、パウダーを滑るために作られたモノではないので、逆に深雪のライディングが難しくなるのも事実だが、最重要ポイントである硬さの方を優先するので、多少の使いにくさはしょうがないか? 今使っているのは、ゲレンデ用は163CmBX用と、極限地用はロシニョールの169、これはずいぶん前のキングオブヒルの優勝者のシグネチャーモデルだが、未だにこれ以上の板には巡り会えていない。今の板と比べるととてつもなく重いが、そういう時しか使わないし、ヘタりもきていないので、しばらくはこれらに乗っていく予定。

 ついでにバインディングは普通はシマノのHBを使っているが、極限地に行く時はホントはハードブーツの方がいいんだよね。アルプスや、ヘリサービスのガイドもたいがい長めのフリーの板にハードブーツな人が多いのには、ちゃんとワケがあるんだよ。エッジング効率がいいのと、疲れないという利点がある。だからそういう時はシマノのフラットのブーツに、ハイバックを外したプレートを持って行くようにしているけど、これにも理由があって、(普通の人は急斜面を登ることはほとんど無いと思うけど。自分はフォトグラファーなので、こういうことも多々ある。)万が一登らなければならなくなった時に、フラットのプレートだと持つところが無くて登りにくいから。ヒールカップが付いていると、そこを手がかりにかなり力を入れられるから。最近そういう危険な撮影もしていないけどね。

 

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